医療安全支援センターでは、国民の皆様の医療に関する心配や相談をおうかがいしています。

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上手な医療機関へのかかり方

耳寄り情報

全国各地の医療安全支援センターにおける、さまざまな活動を紹介します。

画期的な取り組みを紹介します!~岡山市~

■はじめに

 各研修のアンケートを通して「他のセンターの取り組みを知りたい」「様々なセンターの担当者と意見交換したい」との要望をいただいております。同じ県内では、センター同士の情報交換をする機会はあるかもしれませんが、隣の地域ではどのようにセンター業務に取り組んでいるのか、案外わからないものです。
 そこで総合支援事業では、画期的な取り組みが行われているセンターをピックアップし、その取り組みを耳寄り情報でご紹介していきます。
 今回は、岡山市の医療安全支援センターのご紹介です。

■岡山市医療安全相談窓口の取り組みについて

 当窓口では、岡山シティエフエム(愛称 レディオモモ)で毎週火曜日午前9時から15分間放送されている番組の一つである「健康シリーズ」を利用して、1月30日に「賢い患者になるために」と題して、相談窓口の紹介をしました。
 窓口によく寄せられる相談内容に対し、NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)が、「医者にかかる10か条」を作成されていますので、説明を加え回答するという流れで行いました。
 アナウンサーと対話方式で行いましたので、相談をどのようにすればよいか、相談窓口の雰囲気等、わかりやすかったのではないかと思います。
 医療のことは分からないことが多く、どうしてよいか迷うこともよくある中、このような窓口があること、また相談の仕方がよくわかったというお言葉もいただきました。
 医療に対する不明な点、心配な点、また診療に当たっての心構え等について相談できる窓口があることが、少しでも多くの方に周知ができればと思っております。

参考資料:今回の放送原稿です。

■おわりに

 とても画期的な周知方法をご紹介いただきました。CMのような短時間ではなく、対談形式のため、思わず耳を傾けるリスナーも多いのではないでしょうか。
 窓口の周知をすることで相談の件数を増やすことが目的ではありません。相談を通して、医療に不安や不信を抱いている患者さんご自身が医療と向き合う一歩が踏み出せるように、その後押しをしてくれる場があることを伝える、これはセンターの重要な役割です。
 メディアを駆使した今回の岡山市の取り組み、ぜひご参考ください。
 最後に、ご協力いただいた、岡山市医療安全支援センターのご担当者の皆様、有難うございました。

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