厚生労働省の補助事業として、医療安全支援センターの円滑な事業運営のための支援が行われています。2018年(平成30年)からは一般社団法人医療の質安全学会が総合支援事業を運営しています。
2019(令和元)年度 事業内容
各地の医療安全支援センターを総合的に支援することを目的に、6つの施策を実施します。
1.初任者研修の実施【実施時期:2019年5~6月】
医療安全支援センター職員のうち、苦情・相談対応の経験が概ね1年以下の初任者を対象に、相談対応に必要な心構えや基礎知識・技術を習得することを目的に4回開催します。
2-1.実践研修の実施【実施時期:2019年7月、10月】
すべての医療安全支援センター職員を対象に、センターに寄せられる相談に関連した他の機関の活動、医療機関における医療安全や相談対応の活動を知ることを目的として開催します。
※医療の質安全学会主催 医療安全管理者養成研修会のプログラムと一部合同で開催します。
2-2.相談員スキルアップ研修【実施時期:2019年7月、11月】
医療の質安全学会主催 医療安全管理者養成研修会の4日目のプログラム「発生した事故の分析方法」に参加し一緒に演習を行います。
3.全国協議会(旧ジョイントミーティング)の開催【開催時期:未定】
医療安全支援センター総合支援事業の実施報告や、全国の医療安全支援センターに寄せられる事例と各センターの取り組みから得られた知見を共有する予定です。
4.教訓的事例等に関する情報提供【情報提供期間2019年4月~2019年度末】
当ホームページを、医療安全支援センターの認知度を高めたり、センターへのアクセスをしやすくしたりするためのツールとして位置づけ、コンテンツの拡充を図ります。
5.医療安全支援センター実態調査の実施【実施時期:2019年10月~2019年度末】
各センターの設置状況および運営状況について調査を行い、その結果を情報公開します。
6.その他、医療安全支援センターを支援する事業【実施期間:2019年4月~2019年度末】
プロジェクトチームを立ちあげジョイントミーティングの企画、その他活動促進に必要な事を検討します。