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全国各地の医療安全支援センターにおける、さまざまな活動を紹介します。

船橋市医療安全支援センター「病院患者相談窓口担当者連絡会議」報告〜その2〜

報告の続報では、主に船橋市保健所からお話しをお聞きしたことについてまとめます。

今回の連絡会議は、申し込みの時点では、市内の全ての病院から申し込みがあったそうですが、残念ながら所用により1病院が欠席となりました。市内の全病院が申し込むまでに浸透してきましたが、下記のような取り組みで出席を促しているとのことでした。

■出席者を増やすポイント

  • @連絡会議の案内を送付し、出席の返答がない病院や欠席の病院については、個別に電話をするなどし、出席を促す。
  • A病院への立ち入り検査の際に、病院の管理スタッフへ連絡会議の意義を説明し、出席を促す。
  • B病院への立ち入り検査の際に、医療安全支援センターの相談員も同行し、センターで受け付けた苦情相談のその後を把握するとともに、病院の担当者との連携を深め、顔の見える関係性づくりに尽力している。

所長のあいさつでは、病院に寄せられる苦情は、それぞれの病院で共通した課題となることもあり、「地域のなかで地域の問題を病院が連携して、どう解決していくか、地域連携が求められている。そのことが医療の信頼性を高めることに繋がる。」との話がございました。
船橋市では、地域連携、多職種連携を進めるために、船橋在宅医療ひまわりネットワークが主体となって、円滑な連携を進めるツールとして『船橋市における在宅医療・介護連携の心得』を作成しています。基本的な約束事を「心得」として、患者、病院、福祉関係者等がそれぞれどのようなことをしておけばいいのか、予めルール決めをしておくことで、円滑な連携を目指す取り組みを行っています。

※船橋在宅医療ひまわりネットワーク
 平成25年5月に設立された、18の医療・介護関係団体及び行政(船橋市)で組織する任意団体です。今後の急速な高齢化に備え、地域包括ケアシステムの核となる在宅医療の充実と医療・介護の連携を推進するために、多職種間で顔の見える連携づくり、人材の育成、在宅医療提供時における支援体制の検討等の活動を行っています。

(参照:http://himawarinet.jp/

■感想

病院の患者相談窓口担当者のお話しをお聞きすると、相談支援の体制や組織的な取り組みの重要性を強く感じました。その組織的な取り組みを促すためにも、この連絡会議での情報共有や顔の見える関係づくりはとても重要なものであると思います。  連絡会議後に、所長が連絡会議には、担当者と管理的立場にある者がペアで参加してくれることが望ましいとお話しされていました。確かに、病院の管理側の理解を促すことは大変重要ですし、相談支援はチームで対応することが基本とするならば、ぜひペアで参加してもらえるようになれば、より病院内での体制の充実の他、地域連携も進んでいくものと思います。

(医療安全支援センター総合支援事業事務局)